住宅資金を贈与してもらうのは今年か来年か、どちらがお得?

2015年7月27日(月) 投稿:榊原 輝重

両親から、祖父母から、

住宅を建てるときに資金を出してもらったら、普通なら贈与税がかかるのですが、

現在は贈与税がかからない特例が出されています。

 

しかし、そのタイミングが違うと非課税枠が大きく異なるので注意しましょうね!

特にいま、住宅資金を贈与しようか考えている方は要注意です。

 

 

というのも、

 

平成2712月までの非課税枠は1,500万円

 

平成2810月~平成299月の非課税枠は3,000万円。

 

 

なんと、少し待てば贈与税の非課税枠がおよそ倍!!

(耐震・エコ・バリアフリー住宅の場合)

 

3,000万贈与すれば、税金にしてその差470万円も節税になるのです。

 

 

でもおいしい話には落とし穴も。

 

 

3,000万円の非課税枠を使えるのは、消費税10%を支払った場合のみ

なのです。

消費税を支払っても、節税効果が高くなるのはおよそ2,000万円以上贈与するケースになってきます。

 

 

また、

ちょうど間にあたる平成28年1月~9月だと非課税枠は1,200万円に下がってしまいます

そして、

平成29年9月を過ぎちゃうと、非課税枠は元の1,500万円に戻っちゃいます。

 

 

贈与金額を考えて、適切な時期に住宅を建ててくださいね!

 

こうした特例は増税がなされるときの救済的な役割を果たします。

信頼のける税理士さんから情報をあらかじめゲットして、賢い選択をしてくださいね。

コメントは停止中です。