戦後の税制はシャウプさん 源泉徴収と確定申告制度 その1

2015年8月28日(金) 投稿:榊原 輝重

お盆も過ぎました。

あいかわらず暑いですが、夕方の日差しや風に夏もひと段落を感じさせます。

 

今年の8月15日は戦後70年という節目だけに、いつもの年より世の中は「戦後」を意識していたように思います。

 

日本のテレビはシャープさん♪

日本の税制はシャウプさん♪

 

昭和24年にシャウプさんは来日され、日本の税制の枠組みを作っていきました。

すごい人なんですよ!

 

 

日本の税制については、国税庁のホームページ内に「租税史料ライブラリー」があり、

読んでみるととても面白いので、興味ある方はぜひのぞいてみてくださいね。

 

 

例えば「戦後税制のスタート」のページを見ると以下のように書いてあります。

 

昭和21年、戦後処理のために戦時補償特別税と財産税が創設されました。

戦時補償特別税は、戦後の財政再建を図るため、

戦時補償請求権に100%課税することで

戦時補償の支払いを打ち切るための措置でした。

また財産税は、10万円以上の財産を所有する個人に課税されました。

 

え~~~、すごすぎる!!

 

戦争で発行した国債は100%税金がかかる、

つまり紙切れにしちゃう・・・ということです。

しかも加えて財産を持っているだけで課税とは!

いやもう、滅茶苦茶です。

国民の財産の保全は、どうなってるの?

 

そして次のように説明が続きます。

 

 

戦後の本格的な税制改正は昭和22年に実施され、

所得税・法人税などに申告納税制度が導入されました。

しかし深刻な財政危機のもと、

納税者数の激増、

新制度への不慣れや職員の大量補充、

各地の軍政部の徴税への関与など、

終戦直後の税務行政には多くの混乱が生じました。

 

 

 

そりゃそうだわ~

 

でも戦後のどさくさに思いをはせれば、まあ大変だったなと思い知ります。

 

 

そんな中シャウプさんがやってきたわけです。

混乱をおさめ、税制の基礎を作っていくのです。

 

すごいなぁと思うこと、それは。

 

 

源泉徴収と確定申告制度。

 

 

長くなりそうなので、

何がすごいかは、次回にお話ししますね。

 

 

 

税理士の仕事は節税だけではありません。

しっかりと税金の本質を理解して、正しい納税をしていただけるように説明するのも仕事なんですね。

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